強気包み赤子燕
定義
このパターンは4本の黒いローソク足で構成されます。2日連続で下落する黒いマルボウズの日に続き、4本目の黒いローソク足によって包み込まれた短い下げの日は、最終の終値が新しい安値であるにもかかわらず、下降トレンドが大幅に弱まったことを示しています。
認識基準
1. 下降トレンドは、最初の2日連続で下落する黒いマルボウズの日によって確認されます。
2. 三日目は下向きのギャップを伴う短い黒いローソク足で、前日の実体に食い込み、長い上ひげを作ります。
3. 四日目の黒いローソク足が、影を含む三日目を完全に包み込みます。
パターンの要件と柔軟性
強気包み赤子燕パターンの最初の二日間は、黒いマルボウズの一種です。三日目は、前日の取引範囲内に食い込む上ひげを持つ短い黒いローソク足が特徴です。四日目の黒いローソク足が新しい安値をつけ、三日目の取引範囲を完全に包み込みます。
トレーダーの行動
2本の黒いマルボウズのローソク足は下降トレンドが続いていることを示し、弱気のトレーダーを満足させます。三日目には、下降ギャップがさらに下降トレンドを確認します。しかし、価格が前日の終値を上回り始め、日中安値で終了するにもかかわらず、弱気の方向に疑問を生じさせます。翌日は大幅な上昇ギャップで始まり、その後価格は再び下落し、新たな安値で閉じます。この最後の日は、短期売り手がポジションをカバーする機会と解釈されるかもしれません。上昇の反転には白いローソク足による確認がまだ必要です。
買い/損切りレベル
確認レベルは、前の短い黒い実体の中間点で定義されます。確認のためには、価格がこのレベルを上回る必要があります。
ストップロスレベルは、最後の二つの安値のうち低い方で設定されます。買いシグナルの後、価格が上昇せずに下落し、ストップロスレベルを下回って終了するか、または2日連続で日中の安値を下回る場合、ストップロスがトリガーされます。