対抗線
定義
このパターンは上昇トレンド中に発生します。1日目の白いローソク足の後に、2日目には高く開き、前のセッションの終値と同じレベルで閉じる黒いローソク足が続きます。これはかぶせ線パターンに似ていますが、2日目の下げ幅が異なります。かぶせ線の2日目は1日目のボディの中心を下回って閉じるのに対し、対抗線の2日目は1日目と同じレベルで閉じます。そのため、かぶせ線はより重要なトップ反転パターンです。それにもかかわらず、対抗線も無視してはなりません。
認識基準
1. 市場は現在、主に上昇トレンドによって定義されています。
2. 1日目に白いローソク足が観察されます。
3. 2日目には黒いローソク足が現れます。
4. 2日間の終値が同じかほぼ同じである。
パターンの要件と柔軟性
対抗線は、白いローソク足とそれに続く黒いローソク足の2本のローソク足で構成されます。両方のローソク足は短くはありません。2日間の終値は同じか非常に近いレベルでなければなりません。
トレーダーの行動
このパターンの出現は、強気派と弱気派の間の膠着状態を反映しています。市場は上昇トレンドにあり、強力な白いローソク足がそのトレンドをさらに支持します。翌日は高く開き、強気派の自信を高めます。しかし、弱気派が反撃し、価格を押し下げ、前日の終値と同じか非常に近いレベルで閉じる結果になります。上昇トレンドは今や破られています。
売り/損切りレベル
確認レベルは最後の終値によって決定されます。確認のためには、価格がこのレベルを下回るべきです。
損切りレベルは最後の高値として定義されます。弱気シグナルの後、価格が下落せずに上昇し、損切りレベルを上回って閉じるか、2日連続で高値を記録し、強気のパターンが検出されなかった場合にストップロスが発動されます。